業界団体の研修会に参加しましたが、承認番号のない講座でも単位は認められますか?
No.0100021
1.申請要件
承認番号のない講座でも、以下のすべての要件を満たした場合は継続教育単位として申請することができます。
(1)その研修の内容が、協会が定める「FP学習ガイド」に定める課目のいずれかに該当するもの
(2)その研修の開催者について、協会が審査し、認めたもの
(3)その研修の受講対象が、ファイナンシャル・プランニングの専門家であるもの
研修の内容は、以下の要件を満たしていることが単位認定の条件になります。
①通信研修の場合は、添削又はレポートの提出がある(学習効果を測定できるもの)
②研修受講が証明できる出席票や主催者、受講日、研修タイトル、研修内容が記載されている当日配布資料がある
ただし、継続教育単位として該当するかどうかは、各認定者の資格更新手続時に審査を行っており、事前のお問い合わせにはご回答いたしかねます。
継続教育単位として認める例としては、以下のようなものがあります。
a)協会が他団体等と共催するセミナーであって、専門家としての実務能力向上に資すると認められるもの
b)業界団体(税理士会・公認会計士会・生命保険協会・損害保険協会・証券業協会・銀行協会等)がその所属員等に対し、法令等で規定している法定研修
c)政府・自治体・公益団体が主催する勉強会・セミナーであって専門家として実務能力向上に資すると認められるもの
d)協会の法人賛助会員・認定教育機関が、自社・自団体内で開催する研修・セミナー(ただし、商品販売戦略や業務習熟を目的としたOJTなどは除く)
e)大学院等で開催された講義(専ら職業人向けであることを要し、一般学生向けの講義は除く)
2.有効単位数の上限
資格更新にあたり、申請可能な継続教育単位数は、1講座につき、CFP®認定者は最大15単位まで、AFP認定者は最大7.5単位までとなります。
3.単位数の換算方法
「受講」における単位数の換算は、以下のとおりです。
単位申請数の下限は1単位、1単位以上0.5刻みで申請してください。
(1)通学研修の場合は、1時間につき1単位で換算。
(2)オンラインLIVE研修の場合は、通学研修と同等の研修管理が行われ、かつ、同様の効果が得られるものについては、通学研修と同様に1時間につき1単位で換算。
(3)通信研修(DVD・CD、WEB動画など音声や映像によるもの)の場合は、1時間につき1単位で換算。
通信研修(紙やWEBのテキストによるもの)の場合は、文字数概ね16,000字につき1単位で換算。
【注】講座自体の申込開始日(実際に受講を開始した日ではありません)が2022年3月31日までとなっている「映像や音声等を使用した通信研修」の単位数は、上記と異なり、「1時間につき0.5単位」となりますので、申請時にはご注意ください。※当該単位規定改定の施行日は2022年4月1日です。
「承認番号のない研修の受講」で申請してください。
単位の申請方法は、<0100028>をご参照ください。
4.証明書類(資料等)の保管
研修で使用した資料やレジュメ等の単位取得の証明書類は研修の修了日から3年間保管してください。
日本FP協会に関するお問い合わせやご意見・ご感想などありましたら、お気軽にお問い合わせください。